スクリプトプロパティ

今回のプログラムでは、あるデータを支店ごとに分割して、支店ごとに用意されているフォルダにコピーするというのが、ざっくりとした仕様。 GAS(Google)の世界では、フォルダやファイルはIDというユニークな文字列で定義されていて、ナニをするにもIDがないと、どうにもならない。 支店のフォルダにコピーするときも、そのID(フォルダID)が必要。 自分(GASが紐づいているスプレッドシート)で持っていればいいんだけど、支店の統廃合があった場合など、そのデータではコピーできなくなってしまう。 で、コピーするときに実フォルダを検索して、見つかったフォルダのIDを利用する方式を考えたんだけど、えらい時間が掛かってしまう。 そこで、登場するのがスクリプトプロパティ。 取り敢えずは、検索して、見つかったら、支店名をキー、フォルダIDを値にしてスクリプトプロパティにセットとする。 以降は、検索する前に、まずスクリプトプロパティを探してみつかれば、それを使い、見つからないときにだけ、実際のフォルダを探しに行くようにした。 初回は時間が掛かるものの、データが増えれば、だんだん処理時間も短くなる。 同様の仕組みは、スプレッドシートで管理しても出来るんだけど、AI君によると、断然スクリプトプロパティを使った方が早いと教えてくれた。 てか、スクリプトプロパティの存在自体もAI君に教えてもらったんだけどね。
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はれ のち くもり

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