なぐれる

いろいろ調整がついて、きょう面会できることになった。 仕事は休むことに。 10時頃出発したものの、ナビに翻弄され、なかなかたどり着けない。 どうやら東関道で9時半前に事故があり3時間半ほど通行止めになっていたせいで、周りの道路が渋滞していた模様。 なんとか湾岸千葉ICから高速に上がり、1時前にやっと着いた。 お昼をご馳走になり、母親と病院に向かった。 受付を済ませ、病室のあるフロアに移動。 スタッフステーションで、受付で書いた面会証を渡し病室に案内された。 酸素マスクを付けられ、維持液の点滴を受けている。 やっぱり、意識はない。 手を触ると、ひんやりしている。 肩の方は、それなりにあったかかった。 20分ほどいて、帰ってきた。 帰って、お茶を頂き、4時前に暇した。 母親が、『もうここまで生きたから悔いはない』みたいなことを父親が母親に語ったことを話してくれた。 母親は、今から思えば、死期が近いことを悟っていたのじゃないかと言う。 帰りは、景色の良いアクアラインから帰ろうと思い、木更津金田ICを目指す。 アウトレット周辺はすんなり通り過ぎたけど、乗り口の手前1kmくらいから渋滞。 平日もこんなに混んでいるとは思わなかった。 それでも、夕日を見ながらアクアラインを通り、6時過ぎに帰ってきた。
母親が、帰り際、きょうは『なぐらしたねぇ』と言った。 なぐれるなんて言いまわしを聞いたのは、とても久しぶり。 忘れていたよ。
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はれ

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