『とっておきラジオ』

らじるらじるを何気に聞いていたら、大友良英の声が聞こえてきた。 どうやら『とっておきラジオ』という人気のあった番組を再放送する枠のよう。 元番組は『大友良英のSTRANG TO MEET YOU』らしい。 聞いていると、大友さんが音楽の道に入ったきっかけとなった本について話していた。 ボクに興味のあったのは田中克彦著『ことばと国家』と開沼博著『フクシマ論』。 ことばと国家は、国家とことばの関わりがかいてあるらしい。 共通語と方言の関係について話していたのが印象的だった。 曰く、地方から東京に出てくると、方言を辞めて共通語を話すようになる。ところが、関西から出てきた人の一部は、そのまま関西弁を使い続ける。 その違いは、関西は以前国家権力が存在した地域だからと。 なるほど、そんな考えもあるのかと思った。 フクシマ論の方は、震災が起きる前に書かれた地方論らしい。 311を経験した以上、ボク的には読んでおくべきだと思った。
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はれ のち くもり

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