富士日記読了

長くかかった『富士日記』もやっと読了。 昭和51年9月の武田泰淳氏が病に倒れ、赤坂の自宅での療養の様子が綴られているところは、涙が出てしょうがなかった。 昭和39年から昭和51年という、微妙な時間的距離間ていうか、ボクの物心がついたころと重なっていて、いろいろ興味深かった。 特に、物価の今との違いがや、重大事故などが気になった。
BS-TBS『報道1930』は、コロナ特集。 番組によれば、オミクロン株以降、呼吸器症状による重症度は軽症でも、食事がとれないことなどによる脱水症状が進み、全身状態が悪化すると云うのが典型的な症例だという話しをしていた。 これって、まさしくボクの症状じゃんと思う。 ボク自身も、コロナは軽症だと思っていたし、感染者が急増していた時期だったので、行政(保健所など)経由での治療(入院とか)は、そもそも頼ることもしなかった。 8月7日に療養(隔離)期間が終了してくれたお陰で、9日の通院が出来きて治療してもらえたのだけど、もし期間が伸びて9日の通院が出来なかったらと思うとゾッとする。
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くもり ときどき はれ

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