改竄・熱海(ねっかい)殺人事件

当初はモンテカルロ・イリュージョンだけだと思っていたので、観るつもりはなかったのだけど、ロンゲスト・スプリングも演ることがわかったので、急遽観ることにした。 昔は、チケット取るのが大変だったけど、今どき、つかを観ようなんてヤツはそうそう居ないようで、既に公演が始まっているにも関わらず、簡単に取ることができた。
新幹線が出来たせいで熱海(あたみ)と読めなくなったって、昔つかがボヤいていたのを思い出す。
芝居のほうは、知らない役者ばかりだったけど、そこそこ楽しめた。 つか人気のせいか、コロナウイルスのせいか、結構空席が目立つ客席だった。 どこが改竄なのかと思っていたら、犯人の大山金太郎が客席からマイウェイを歌いながら登場せず、いきなり舞台の上に登場していた。 客席(通路)の方ばかり見ていたので、大山が登場するシーンを見逃してしまった。 そして、捜査が進み犯人が部長刑事の靴を磨くシーン、それを部長刑事が花束で打ち据えるシーンが丸ごとカットされていた。 それから最後に、『これをやらないとタバコを買いに行ってくれないんですよ』のセリフもなかった。
それにつけても、犯人役は加藤健一がいいなあ。 山崎銀之丞でも許す。 去年の佐藤友祐よりもきょうの玉城裕規の方が良いかも。
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